今日の読売新聞夕刊に、こんな記事が載っていました。『葛飾柴又帝釈天の門前町』周辺について、国の重要文化的景観への選定を 目指すことを決めた。と書いてありました。
重要文化的景観とは、長年にわたる人と自然との係わり合いの中で育まれた
風景で特に価値の高いものを文化審議会からの答申を受け文化庁が選定する。
柴又は農村としての特徴を持っていたから、地域の親密さが生きる下町として、
映画の舞台になったのだろうと東大教授の伊藤毅さんが言っている。
(この写真は川千家さんと、亀家本舗の前から見た帝釈天です)
柴又駅から帝釈天に続く参道は下町情緒あふれる風景です。農家が作物を活用して商売を始めた関係で団子屋や煎餅屋が多くまた江戸川で取れたウナギを出していた川魚料亭も何件か残っています。
この参道商店会の会長さんも『映画でお馴染の古きよき時代の下町の風景を後世に残して行きたいですね』と商店会を代表してお話していました。