帝釈天境内の松に日本酒を注ぐ行事があった。
瑞龍の松は、二天門の正面、本堂に向かって左側に植えられている。
この写真は1週間ほど前”瑞龍の松”の手入れの様子。
高さ12メートル、樹齢500年といわれている。
枝が帝釈堂の前に大きく広がった姿が、一匹の龍が横たわっているように見えたことから
瑞龍の松と名がついた。
お神酒上げとは、松の根に日本酒を注ぎこむ行事で、葉や幹を新鮮に、色艶良く保つために毎年行われている。
昨今は帝釈天の風物詩ともなっています。
日本酒がいっせいに注がれるので、境内に入ると線香の香りと、日本酒の香りが一面ひろがっていました。
松の根の周りを掘ってお神酒や肥料を入れると、根が丈夫になり、芽吹きの時期に葉の色艶が良くなると植木職人さんが話してくれました。
この松が何百年も元気で帝釈天を訪れる参詣者の方たちを見守ってほしいと願いをこめて、私も手伝わせて頂きました。 毎年毎年100本以上のお酒を松の木に飲ませてあげるなんて、 お酒好きの方にはうらやましい話ですね!
毎年2月25日朝9時~9時半頃と決っておりますので是非来年は見に来てくださいね。